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地球温暖化対策

バイオマスエネルギーの活用

バイオマスとは、「再生可能な生物由来の有機性資源」のことを指し、バイオマスから得られたエネルギーをバイオマスエネルギーと呼びます。バイオマスはその成長過程でCO2を吸収しているため、燃焼させても結果的に大気中のCO2の量は増加させないと捉えることができます。
木材チップから紙の原料となるパルプをつくる工程で取り出される黒液もバイオマスエネルギーに分類されます。
関東工場(勝田)では、建築廃材を主な燃料とする木質バイオマスボイラーを稼働しており、工場構内で使用するエネルギーを全てまかなうことができます。さらに、余剰電力については電力会社に販売しています。

当社が保有するバイオマスボイラーの一例

新潟工場 黒液回収ボイラー
新潟工場 黒液回収ボイラー

紀州工場 木質バイオマスボイラー
紀州工場 木質バイオマスボイラー

関東工場(勝田) 木質バイオマスボイラー
関東工場(勝田) 木質バイオマスボイラー

ガスの利用促進

バイオマスエネルギーだけでは賄いきれないエネルギーについては、化石エネルギーを使用していますが、その中でもCO2排出量の少ないガスの利用を促進しています。関東工場(市川)では1995年にいち早くガス発電を開始、その後新潟工場でガスタービンを導入、長岡工場では工場のボイラーで使用する燃料を全量ガス化しています。

関東工場(市川)のガス排熱ボイラー
関東工場(市川)のガス排熱ボイラー

エネルギー構成比

エネルギーの転換によって、バイオマスエネルギーや廃棄物エネルギーといったCO2を排出しないCO2ゼロ・エネルギーの比率は全体の70%にまで達しており、これは業界平均の55%を大きく上回る数値となっています。

2019年度のエネルギー構成比
2019年度のエネルギー構成比(対象:北越コーポレーション)

CO2排出原単位の推移

エネルギーの転換や地道な省エネ活動の取り組みの結果、紙1tを製造する際に排出されるCO2の量を表すCO2排出原単位は、2005年度が632 kg-CO2/紙tであったのに対し、2019年度には411 kg-CO2/紙tとなり、35%の低減を達成しています。

CO2排出原単位の推移

モーダルシフトの推進

北越グループでは、紙・パルプの製造段階だけでなく、原料や製品の輸送段階においてもCO2排出量の削減に努めています。
たとえば、製品の輸送では輸送段階におけるCO2排出量が小さい鉄道コンテナを積極的に採用することで、モーダルシフトを推進しています。同じ量の荷物をトラック輸送から鉄道輸送に切り替えると、CO2排出量は約1/11になると言われています。

写真

チップ専用船の導入

原料となる木材チップはその大半を海外から輸入していますが、その輸送には専用のチップ輸送船を使用しています。北越グループでは、新型のチップ輸送船を積極的に導入しています。
2018年には、最新のエコシップ型のチップ輸送船『スノーカメリア』を導入しました。従来のチップ輸送船に比べ約15%の低燃費を実現することが可能です。

写真:スノーカメリア

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