水資源の循環
水資源の循環
方針・目標
北越グループは、環境への影響を最小限にとどめる「ミニマム・インパクト」の理念のもと、水資源を包括する環境保全への対応を経営の最重要課題の一つとして認識し、「グループ環境目標2030」において、水使用量の削減を進めます。
体制
グループサステナビリティ事務局が作成した基本方針案、推進目標案などを、代表取締役会長 グループCEO及び経営層で構成されるグループサステナビリティ委員会が承認・決定し、その進捗管理などを、定期的に取締役会へ報告することで、グループ全体の取り組みを継続的かつ効果的に推進しています。
取締役会は、水資源等のリスク・機会を考慮し、全社方針や目標の進捗確認等を行います。
水ストレスの評価
原料調達から直接操業までを対象に、TNFDが推奨しているLEAPアプローチや分析ツールを活用し、事業活動における水ストレスを分析し評価しました。水関連リスクにさらされている施設の判断基準として、WRI Aqueductの水ストレス≧80%の閾値を使用しました。原料調達段階においては、オーストラリアの物理的な水ストレスが高い結果となりましたが、現地における水の使用は極めて少ない為、水に関連する重大な影響はないと考えています。直接操業においては、水ストレスの非常に高い地域に自社事業所が立地していないことを確認しました。また、行政から当社事業場が取水することによって環境に影響を与えているという情報は受けておらず、水質・水量に関する規制等の違反はしていません。今後も水資源を守るため、また企業の更なる発展の為に、常に省用水を目的とした設備改善を実施します。
取り組みと実績
水使用量の削減・管理
当社グループは、操業における総取水量を150,000千㎥以内に抑制することを目標とし、全社で積極的な水使用量削減に取り組んでいます。各工場では、省用水の目標を設定し、取水及び排水量を管理し、水資源を有効活用する取り組みを行っています。水使用量削減の取り組みの一例として、工程水を回収し、処理装置で浄化処理を行い、再び生産工程で使用することで水のリサイクル率を向上させています。
水の循環利用概念図

取水量・排水量(集計対象:連結)
| 単位 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 総取水量 | 千㎥ | 141,487 | 144,037 | 144,551☑ | |
| 取水先 | 河川 | 千㎥ | 135,743 | 138,380 | 138,448 |
| 地下水 | 千㎥ | 5,424 | 5,307 | 5,820 | |
| 上水道 | 千㎥ | 320 | 350 | 283 | |
| 総排水量 | 千㎥ | 139,140 | 141,553 | 137,992☑ | |
| 排水先 | 河川 | 千㎥ | 102,379 | 105,527 | 103,626 |
| 海 | 千㎥ | 36,694 | 36,013 | 34,344 | |
| 下水道 | 千㎥ | 67 | 14 | 22 | |
2024年度の総取水量、総排水量は第三者検証実施済み。対象にはチェックマークを表示。
2023年度より集計方法を見直し、集計範囲を拡大。